使っている材料のご紹介
自家製 発芽玄米のピュレ、甘麹
当店では、すべてのお菓子に
発芽玄米のピュレ、または発芽玄米ピュレで仕込んだ甘麹 を入れています。
使っている玄米は、人工交配されていない在来種の朝日米。
岡山県の赤木農園さんで、有機肥料と草花の力を借りて、農薬を使わずに愛情込めて育てられた玄米です。
玄米とは、お米の周りのぬか部分が残った状態です。そのままだと、消化しにくいぬかに覆われているために、栄養吸収しにくいと言われています。
当店の工房で自家発芽させた玄米は、消化吸収しやすいようにピュレにしてお菓子に使っています。
さらに麹を加えて発酵させた、発芽玄米ピュレの麹甘酒を入れることで、お砂糖の量を極力減らしたお菓子を作っています。
米粉
昔ながらのお米の品種で
腸内悪玉細菌を減らす効果があると北海道大学に研究されている、北海道のお米、ゆきひかり。
プティジェルムでは、農薬を使用せずに栽培されている
特別栽培ゆきひかり米を粉にした米粉を使っています。
洗双糖
鹿児島県種子島で採れたさとうきびだけを使って
必要最少の精製で作られている
洗双糖を使用しています。
自然のもつ成分、独特な風味が残っています。
コクがあり、控えめな量でも甘味がよく感じられます。
発芽玄米の甘麹をたっぷり使った当店のお菓子は、一般的なお菓子よりも洗双糖の量は少なめですが
フランスや東京での修業時代に食べ歩いた美味しさに、引けを取らない味わいに仕上げています。
オーストラリア産デボラ湖塩
何億年か前のオーストラリア大陸は、大地や海が荒れ狂い、その長い過程で海の水が湖になり、デボラ湖が形成されたと報告されています。溜まった海水はミネラル分と共に粘土状となって土中に蓄積されたといわれています。 岩塩を除くほとんどの塩は海水から作られています。 しかし、今では海水も、農薬、船体塗装、洗剤などにより汚染されていることが報告されています。 海水から作る塩は、そうした汚染された海水を濃縮して作られるようになってしまいました。
デボラ湖で収穫した天日塩は、ブッシュファイヤー(山火事)の燃えカスやユーカリの葉の破片などを洗い流すだけで製品にしたものです。その為、わずかに微小なユーカリの葉の破片などが残る場合がありますが人体には無害です。また、固結防止剤などの添加物は一切使用していませんので、固まる恐れがありますが、品質には変わりありません。 |
卵
裾野のオーガニックファーム、
ワンディーファームのフィルさんの平飼い卵を使用しています。
農薬や化学肥料を使わない、のどかなファームの一角に
フィルさんお手製の広い鶏のおうちがあります。フィルさんが農場にいる間は、柵の中を歩き回る鶏たちを見ることができます。
フィルさんのファームで収穫したものが、鶏たちの食事です。
のどかな環境で、安心な飼料で育てられた鶏たちの産み落とす卵が
プティジェルムのお菓子の美味しくしてくれています。